上空でクロール

雑記ブログ。目標は100000記事。書きたいときに書き、休みたいときは休む。線路は続くよ、どこまでも。

悲観論か


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たとえば、第一次世界大戦は望まれない戦争だった。しかも、多くの人々は短期戦だと思い込んでいた。市民革命由来の愛国心と、産業革命がもたらせた技術革新が、長期化と多大な犠牲を生むとは誰も考えなかった。戦争は特に、予想通りに進まないものだ。

 

 

核戦争という言葉には、SFの響きがあった。核戦争の帰結は誰もが予想できる災厄であり、誰もそんなことはしないと思っていた。

 

が、事ここに至って歴史を振り返ってみれば、数々の愚行が散らばっていることや、数多の戦争に彩られていることがわかる。

 

もしかしたら、一般に考えられているようなこと以上の、想像を絶する悲惨さが待ち受けているかもしれない。人々の見通しはネガティブに見えて、実は甘い。とくにおれは自分に都合よく考えるタイプなので、大抵のことは最終的にうまくいくと思い込んでいる節がある。自分を中心として世を見渡し、未来という名の物語を作っていくと、どうしてもそうなる。

 

 

いずれにしせよ、身も蓋もないことを言えば、庶民に戦争をどうこうできる選択肢はない。何をどう考えようが、明日も仕事。遠くで誰かが泣いていても、できることはない。

 

マ…

 

何とかなるでしょう

 

 

そういえばメガデスの新譜、聴いてなかった。一作前の“DYSTOPIA”は良かったが。