社会福祉とは何だ?
となったとき、個人的には、国家が国民に尽くすことだと考えている。国家とは、民主主義であれば国民の総意だから、要するに、国民が同胞を助けることが、社会福祉だと思う。相互扶助である。
そして、扶助される側が引け目を感じないことが重要である。施しを受けて申し訳ない、という思いを抱かせないことまで含めて、社会福祉なのだ。
それは一般的には首を傾げたくなる価値観かもしれない。どうしても、援助を受ける人間を見下す傾向にある。
でもそれではダメなのだ
いつか、自分も、という意識を持てば、下に見る気もなくなるはずだ。つまり、共感することが大切なのだ。つまり、福祉とは、それぞれの心に委ねられた課題なのだ。
この先、超高齢社会が進行し、高齢者ではない人々も高齢者問題に否応なく巻き込まれる。そうなったら、老人へのヘイトを叫んだところでもはや憂さ晴らしにもならない。
どうせ憎んだところで、老人は減らないし、子供が増えることもない。
ならば、優しくするのはどうだろうか。負の感情を+に転化させることはできないだろうか。
でも言われているように、誰一人、取り残さないことが大切なのだ。プラスチックごみを減らすこと(それはそれで大事だけど、それ)だけではダメなのだ。
世界は
福祉の面から言えば、よくなっている。なんだかんだで、100年前よりマシである。だから、この先も、今よりマシにしないといけない。
人間性の進化も、人類繁栄の鍵である。
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