そろそろ、鮎の解禁が終わる。
今年は20回弱の釣行で、先日の台風のあとだけ坊主だった。
鮎が終われば、ルアーで遊ぶ。
自分は大体、日の出ちょっと前に川に行く。夏場は朝早くから、地元のじいさん達が鮎釣りをしている。たまに立ち話をするが、基本、一人でやりたいので、離れたところで釣る。
鮎釣りを見たことがある人はおわかりだと思うが、釣り人は川に入って長い竿を操る。転ぶこともあるし、流されそうになることもある。
ある日、常連のじいさんAが、急流に立ち入って足を取られ、流されたことがあった。幸い、すぐに淀みに流れ着き、溺れることはなかったが、見た瞬間はさすがにびびった。警察消防に連絡する心の準備をした。
おれは普通に泳げるけれど、遠くで溺れた人を助けることは不可能だった。こちらも溺れることは間違いなかった。大河川は油断できない。毎年何人も亡くなる川をなめてはいけない。くれぐれもムリをしないようにしよう。今年の夏の教訓である。