上空でクロール

雑記ブログ。目標は100000記事。書きたいときに書き、休みたいときは休む。線路は続くよ、どこまでも。

後世


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現代の倫理観で言えば、侵略国家は全て悪であり、罪深い。たとえば、アヘン戦争。もうめちゃくちゃである。清の人々が何をした?もちろん、我が国の侵攻も例外ではない。但し、日本と違い、英国はずっと勝者だ。勝ち続けてきた国家である。勝てば官軍だ。但し、軍事的な勝利だけではなく、政治的にも勝たなければ、勝ちとは言えない。英国は政治的にも、うまく立ち回ってきた。偉大な国であることは間違いない。

 

とはいえ、被侵略国家から見れば、手放しで称賛することはできまい。歴史的記憶も、国家の構成要件の一つであるとするならば、その国民らが負の記憶から解放されることはなく、負の元凶を糾弾し続けるに違いない。

 

が、たとえ謝っても、多くの場合は許されないので、火種は後世に持ち越されるのだった。