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『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める! 』苫米地英人 / 開拓社


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目次(抜粋)


Step.1 イライラ、怒り、嫉妬…… 生産性を下げる 「感情のゴミ」を捨てる

Step.2 満たされなさと焦燥感…… 「他人のモノサシ」というゴミを捨てる

Step.3 変わりたいけど変われない…… 「これまでの自分」というゴミを捨てる

Step.4 自分に自信が持てない…… 「マイナスの自己イメージ」というゴミを捨てる

Step.5 「なりたい自分」 になるために まずは「我慢」というゴミを捨てる

Step.6 やりたいことが分からない…… 「自分中心」というゴミを捨てる

Step.7 失敗するのが怖い…… 「恐怖」というゴミを捨てる

Step.8 「論理へのとらわれ」というゴミを捨て 「ひらめき脳」を手に入れる




個人的な、あまりに個人的な感想


やらねばならないことをして生きていると、頭の中にモヤモヤ、ゴミが湧いてくる。それを捨てるには、やりたいことをすること。やりたいことを起点として、ゴールを設定すること。


それにはまず、本当に欲しいもの「want to」を正しく認識することから始める。


「want to」は「富豪になって、美女とウハウハしたい」といった低俗な夢でもよい。本心ならば、とりあえずオーケー。但し、そんなレベルの低い望みでは、幸せになれない。自己中心的な発想では、幸福に達することはできない。ポイントは「人のために役立つこと」。俗っぽい本音の抽象度を上げて(詳細は本書で説明されているが、簡単に言えば、レベルを上げて)、他者のためになるゴールを設定する。低レベルな夢に公共性を持たせる、と言えば、わかってもらえるだろうか。


注意点としては、現状の外にゴールを設定すること。現状に満足しないためである。現状に満足してしまったら、何も変わらない。今のままだ。臨場感を以て、遠くのゴールをイメージできれば、自ずと現状は変わるはず。


なるべく用語を使わないで簡単に内容を説明すると、以上のようになる。脳の働きを踏まえての、わかりやすい説明もある。たとえばボランティア活動をすると、前頭前野眼窩内側部が刺激され、幸福感を得られるらしい。


また、もし未来を明るいものにできれば、今も暗い過去もどうでもよくなる、と著者は書いていた。未来が現在・過去を規定するわけだ。終わりよければ全て良し的な発想だが、過去にこだわっている人にはいいアドバイスになるかもしれない。


ちなみに本書によると、感情に支配されて生きている人は、進化の度合いで言えば、ゴリラやサルと同レベルとのこと。詳しくは著書の中で。


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「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!

「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!

  • 作者:苫米地英人
  • 出版社/メーカー: コグニティブリサーチラボ株式会社
  • 発売日: 2014/04/14
  • メディア: Kindle