2014年(アメリカ)
監督
ジャウマ・コレット=セラ
・航空保安官のビル(ニーソン)とテロリスト(?)の戦い。
感想
・航空機のパニックものやハイジャックものが好きな人はとても多い。それ系の作品には、特有の魅力があるに違いない。
・この映画は犯人捜しでとにかく引っ張るため、否応なく緊張感が生まれる。犯人は頭脳派で、用意周到だと思わせる演出も、悪くない。ビルがはめられていく流れも良かった。
・中盤で、ビルが自分語りをするが、そんなにすごい話ではない。なるほどねって感じ。気に入る人は気に入るだろうし、気に入らない人は気に入らないだろう。
・犯人の動機はお金のみのほうがまし。だが、テロを経験したアメリカ人はどうだろう? 我々とはまた、感じ方が違うのかもしれない。
・客室乗務員のナンシーは『ダウントン・アビー』のメアリー。
・中盤まではノンストップで、たまらない。それ以降は失速するものの、楽しめないことはない。犯人との一騎討ちで、拳銃がふわっと浮いてビルの手におさまるところは良かった。