上空でクロール

介護福祉士による雑記ブログ。主に、映画・本・時事。目標は1000記事。書きたいときに書き、休みたいときは休む。線路は続くよ、どこまでも。

『アップグレード』


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■2018年のアメリカ映画
■監督・脚本 リー・ワネル
■主演 ローガン・マーシャル=グリーン



🟥COMMENTS


舞台は近未来。AIに仕事を奪われるという不安を漠然と抱く男グレイ。彼が本作品の主人公だ。マニアのために、高価なクラシックカーの販売で、生計を立てている。


ある日、エロンという金持ちの客に車を届けたあと、妻とともに、ならず者どもに襲われる。妻は撃たれて亡くなり、グレイは重傷を負い、四肢の自由を失い、車椅子で生活することを余儀なくされる。ロボットを嫌っていた男が、ロボットの助けなしでは生きていかれなくなる。


グレイは犯人捜しのために刑事に協力するが、容疑者は見つからない。ドローンが飛び回る監視社会であるにもかかわらず。


グレイは生きる希望を失っていたが、エロンの支援があって実験的な大手術を受け、再び、歩けるようになる。手も動くし、字を書くこともできる。


だが、彼の肉体が元に戻ったわけではない。AIによって、動けるようになった。AIが動かしている。しかも、こいつはお喋りだ。まるで“ナイトライダー”のトランザムである。頭がいいし、声もいい。名前はステムだ。


グレイは肉体に宿るステムから得た情報により、犯人の目星をつける。ステムの助言により、証拠集めをする。ステムは喧嘩も強い。やりすぎて、犯人一味の命を奪う。ステムに人の倫理は備わっていない。常に冷静で、マシンそのものである。こいつはナイト2000ではない!やべーヤツだ!


ならず者どもも、単なる悪漢ではない。腕に銃が仕込まれていたりと、謂わば、“コブラ”的な奴らだ。つまり、機械人間VS機械人間軍団の戦いか!



アップグレード [Blu-ray]

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  • 発売日: 2020/04/02
  • メディア: Blu-ray



面白かったけれど、よくよく考えてみると、ステムほどの存在なら、もっとうまいやり方を選ぶことができたような…


視聴後、ちょっと立ち止まって、うーんと言ってしまう映画だった。