上空でクロール

雑記ブログ。目標は100000記事。書きたいときに書き、休みたいときは休む。線路は続くよ、どこまでも。

『アリスのままで』の感想


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ジュリアン・ムーア主演。今作でアカデミー主演女優賞。

アルツハイマー認知症と診断された、言語学者のアリス(ジュリアン・ムーア)の生活と苦悩を、シンプルに描いた作品。


超個人的すぎる感想


認知症の進行する過程が、興味深かった。

・死のうとしても、死ねない……
そんなシーンを観て、改めて、認知症とは、別人になっていくプロセスなんだと痛感できた。

ジュリアン・ムーアが、わざとらしくなく、最後まで品があった。

・アリスと家族の距離感が自然。

・家族が再生するでもなく、崩壊するでもなく、淡々と変化する。




言語学者である必然性が…ぼくにはわかりませんでした。それによって、より悲しくなるという印象もありませんでした。

・夫は金持ちでいいんですけど、医師である必要性が……医師である意義を感じませんでした。

・映画でのアルツハイマーは家族性、つまり遺伝性。それはアルツハイマー全体の5%に満たない、レアなものです。
あえて、遺伝性を取り上げる必要があったのか……ちょっと疑問です。
アルツハイマー=遺伝とは、誰も結びつけないと思いますが…




※某動画配信サービスでレンタル可能です。どうしても手元に置いておきたい方はBlu-rayを……


最後に!

設定について、うだうだ書きましたが、映画の邪魔にはなっていません!



では、また!