はじめに
イヤなやつって、いますよね。たぶん、ツキがないときに限って、目の上のたんこぶみたいなやつが、のさばっていたりするわけです。これはもう、どうしようもない。反対に、ついているときは、イヤなやつとも仲良くできます。大抵、イヤなやつが目障りな時は、ツキがないときです。ここは、つらくても、認めるしかありません。
対処法
これだってのは、なかなかないと思います。あれば、世の人々は悩まないでしょう。距離を置こうとしても、イヤなやつは平気な顔して、こちらの領域に踏み込んできます。姿を目にするのも、声を聞くのもイヤなのに、気に障ることを言ってきます。どうしようもない。イライラする。避けたくても避けられないし、怒っても空気を悪くするだけだし、一体、どうしたらいいんだ?って感じですよね。
一つの出口
武井壮さんが面白いことをおっしゃっていました。YouTubeの切り抜きで見たので、間違っているところがあるかもしれませんが、“苦手なやつは笑わせろ”と。私は普段、別に人間関係で悩んでいませんが、なるほどと思ったんです。その発想はありませんでした。敵と相対するときは、戦うか、シカトするか、という感じでした。はっきり言って、不毛でした。敵を笑わせる、という発想はなかった…
最終的には…
イヤという思いは相手に伝わります。でも笑わせようとすれば、ネガティヴな思いは伝わりません。和を以て貴しと為す、と昔の偉い人は言っていましたが、なるべくネガティヴな気持ちを伝えないで済むような接し方が、ひいては自分の立ち回り・幸福に役立つのではないかと思います。敵を笑わせ、敵の幸せを願う。
それができないほどツキがないときは、勇気を出して、遠慮なく、遠くへ逃げましょう!
逃げられるうちが華です。自分はもう、ここから逃れられません。逃れたくても、責任を果たしたい気持ちのほうが強いので、たぶん放り出すことはないでしょう。それは負担であり、幸せの源泉でもあります。それを守るために、敵を笑わせる。道化になって、生きていく。それはそれで、なかなかカッコいいな、と。