東京オリンピック(1964)の記録映画
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東京オリンピックの記録映画。
授業か何かで観た記憶が…
スローモーションを効果的に使っている云々と説明されました。Amazonプライムで視聴できますが、残念なことに有料です。
ちょっと長めですが、1964年のオリンピックに思いを馳せたい方におすすめの映画。
で、次に紹介するのは
『挑戦』
— 高空でクロール (@eigasekai_news) 2019年11月1日
東洋の魔女を扱った作品。
東洋の魔女とは、日紡貝塚女子バレーボールチームにつけられたニックネームである。1961年のヨーロッパ遠征では22連勝と、無類の強さを誇った。
本作品は日紡貝塚女子バレーボールチームの過酷な、あまりに過酷な練習風景の記録。練習は全然面白くなさそうだ。白い歯を見せる人はいない。真剣そのものである。
努力・忍耐・根性
王者の苦労は計り知れない。練習中、大松博文監督に食ってかかろうとする選手もいて、かなり生々しい。
日紡貝塚女子バレーボールチームは、1964年東京オリンピックのナショナル・チームに、多数の選手を送り込んだ。
結果はみなさんもご存知の通り、金メダル。
現在も語り継がれている。
監督の渋谷昶子(しぶや・のぶこ)さんは本作品で、1964年カンヌ映画祭短編部門のグランプリを受賞された。
2016年に逝去されるまで、映画を撮り続けられたとのこと。
『挑戦』はYouTubeで無料で視聴できます。
もう一本
YouTubeで視聴できる1964東京オリンピックの記録映画を紹介させていただきます。
『私たちの見たオリンピック』
— 高空でクロール (@eigasekai_news) 2019年11月1日
東京都の調布市が制作した記録映画です。
(おそらく)甲州街道を通過した、50キロ競歩や、アベベ選手・円谷選手の出場したマラソンの模様に加え…
“オリンピック弁当”が沿道で販売されていたり、割烹着姿の主婦ボランティアが、竹ぼうきで路上清掃を行ったりといった、当時の様子が記録されています。
『挑戦』も『私たちの見たオリンピック』も、自分との戦いに勝つことが大切なんだと訴えてきます。ストイックな時代だったのかもしれません。
マラソンの円谷選手は、東京オリンピックで銅メダルに輝きましたが、その後、自ら命を絶たれました。遺書には、ご両親への感謝が綴られています。
マラソンも競歩も札幌開催となり、関東人としては残念な思いもありますが、願わくば、語り継がれるような名場面が数多く生まれんことを…