上空でクロール

介護福祉士による雑記ブログ。主に、映画・本・時事。目標は1000記事。書きたいときに書き、休みたいときは休む。線路は続くよ、どこまでも。

トラックが後ろで…


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嫌な予感は当たる。

赤信号で停車していたら、小さめのトラック(2tとしておく)が、ぼくの車のすぐ後ろで急停車した。いや、急停車とまでは言えない。
「キーーー」
みたいな音はなかったし、親子連れが何事もなかったかのように(実際何事もなかった)笑顔で歩いている。家系ラーメンの駐車場は車でいっぱいだし、日本は今日も平和だ。何の問題もない。何の異常もない。
なのに気持ちが落ち着かないというか、後ろから“圧”を感じる。トラックが、ぼくの車のギリギリのところで停まったからだ。
急ブレーキを踏んだわけではないが、停まったとき、トラックはかなり揺れた。正常な停まり方ではない。

嫌な予感がした。

“あおられたら面倒だな”と正直思った。
ぼくはあおられても、速度を上げたり下げたりしない。わざとらしくブレーキを踏んだりもしない。ただ、気分が悪くなる。不快だ。

そもそも、前を走る車は圧倒的に不利だ。後ろからの攻撃に対抗する術はない。運転している方なら、おわかりだと思うが、後ろからの嫌がらせはいくらでもできる。その気になれば、ある程度安全を確保しつつ、前のドライバーを不愉快にさせることも可能である。
反対に、もし前の車が対抗手段を取ったら、即、大事故になりかねない。事故になったら、金銭的な面だけではなく、膨大な時間をも失うことになる。もちろん、怪我や命に関わるリスクもある。ぼくは普通の人間なので、そういうのはご免こうむりたい。となると、自制するしかない。

信号が青に変わった。

アクセルを踏む。愛車は日産のセダン。高速域になるときついものがあるけれど、街乗りなら問題はない。

あれ?

けっこう走ったのに、後ろのトラックは全く追ってこない。後方を、のんびり走っている。さっきのブレーキはたまたまだったか…


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信号が赤だったので、車を停める。ミラーを見つめていると、トラックがずんずん迫ってくる。どんどん大きくなる。

おいおい…

ちょっと危険ですよ! と注意したくなる距離で、トラックはブレーキをかける。またぼくの車ギリのところで、停車する。急に動作を制御されたトラックは、身震いする熊みたいに車体を揺らす。罰ゲームでチキンレースでもさせられているのだろうか。そんな理由でぶつけられたら、たまったものではない。
だが、こちらから訴える方法はない。降りていって喧嘩になったらつまらないし、警察を呼ぶほどの問題にはなっていない。

信号が青に…


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平常時、運行中は何もない。あおり運転とは普通、パッシングしたり、危険なほど車間を詰めたり、やたらとクラクションを鳴らして威嚇したりすることを言うのだろうが、後ろの2tはそういった危険な運転はしない。
ちらちら見る限り、へたでもなさそうだし、たまに右折車に道を譲ったりしている。でも信号が赤になると、ぼくの後ろで危険な停まり方をする。


何度も同じことを繰り返されたぼくは、もう諦めた。その停まり方が後ろのドライバーの癖だと思うことにした。ぼくは危険だと感じているが、後ろの人はそう考えていないのだ。

但し、何かが起こって、ぼくが急ブレーキを踏んだら、2tは確実にぼくの車に衝突する。ぼくにはそれがわかる。こわい。

後ろのドライバーは大丈夫だと高を括っているのかもしれない。事故に巻き込まれた経験がないのかもしれない。無知は最強である。

ある交差点で後ろの車が曲がってくれたとき、ぼくは心の底からホッとした。残念だったのは、トラックの社名が判別できなかったことだ。たぶん運送会社のトラックではない。食品の配送トラックみたいだったが、はっきりしたことは言えない。