上空でクロール

雑記ブログ。目標は100000記事。書きたいときに書き、休みたいときは休む。線路は続くよ、どこまでも。

『デイライト』


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■96年公開のアメリカ映画
■監督はロブ・コーエン
■主演にシルヴェスター・スタローン


🟥COMMENTS🟥


トンネルに閉じこめられた人々を、我らがヒーロー(スタローン)が救出する映画。


序盤は閉じこめられることになる人々の背景が描かれる。パニックものによくあるパターンだが、それがないとこちらは困る。ここで、彼らは一体どうなってしまうんだろうとワクワクできなければ、駄作だ。本作品はもちろん、大丈夫(笑)娯楽作品的なわざとらしさには目をつぶろう。90年代はいい時代だった。


事故に遭うことになる人々は様々な階層に属し、何かしら癖があるけれど、スタローンの登場で気づく。こいつがいちばん濃いな、と。そもそも、存在感が違う。とにかく、熱くて、タフで、首が太い。彼が一人いれば、全てうまくいきそうだ。いや、うまくいくに決まっている。ぼくの中のスタローンへの信頼感はすこぶる高い。


デイライト(字幕版)

デイライト(字幕版)

  • 発売日: 2014/02/01
  • メディア: Prime Video


スタローンこと、キット・ラトゥーラは元緊急医療班隊長で、トンネルを知り抜いていた。タイムリミットは3時間。それ以上は状況が許さない。スタローンは単身、トンネルに向かう。


トンネルに入るのも、けっこう危険なので、スタローンを堪能することができる。障害に立ち向かい、克服する姿はいいものだ。が、閉じこめられた人々はキットの凄さなど知らないし、信用もしない。彼らはたった一人でやってきたキットに冷たいし、言うことを聞かない。そのせいで、犠牲が出る。



キットらが奮闘しているまさにそのとき、安全なお役所では、お偉いさんが阿保な選択をしようとしていた。詳しくは言わないが、その手段を実行すれば、トンネルの崩壊は明らかだった。



キットらの苦労と努力は報われるのか。それとも、バカげた決断により、ぶっ壊されるのか。いずれにせよ、朝がくれば、陽光は街を照らす。