慶応107年振りの優勝おめでとう。
神奈川県勢が決勝まで行くと、県民としてはさすがに興味が出てくる。
高校野球が好きってわけでもないし、そもそも野球が好きでもないんだけれど、昨日の決勝戦は観ていて楽しかった。
「単純に不快です」慶応 107年ぶり夏甲子園Vに水を差す“マナー違反”な応援...守備時にアルプスで大歓声 | 女性自身
といっても、仕事の合間にチラチラ観ていただけなので、慶応への応援の凄まじさとかはよくわからなかった。現地で体感したら衝撃体験だったかもしれない。
施設のフロアにはデカいTVが置いてあり、手が空いたときに、ご利用者様と観戦した。ご利用者様はほとんど神奈川出身だが、慶応に肩入れするわけでもなく、優勝が決まったときも淡々としていた。熱くもなく、冷ややかというわけでもなかった。日常の一つのシーンとして受け流していた。
「若いっていいね」
ご老人がぽつりと言った。
「若い頃に戻りたいですか?」
「…ぃや」
ご老人は笑った。