かつやのカツ丼は、優しい。
優しい味をしている。
カツ丼(梅)583円
ご飯大盛り140円
クーポン使用して100円引き
ご飯をご覧ください。
白いです。
白が輝けば輝くほど、優しさに拍車がかかる。味の濃さを決めるのは白米以外のファクターだし、液体のようにそのファクターと混ざることもないので、大盛にしたから薄くなったというわけではない。たとえ大盛にしなくても、根本的には変わらないでしょう。
もちろん、優しい味が悪いと言うつもりはない。上顎の裏が痛痒くなるような濃い味を、厭う人もいる。好みの問題です。
個人的には、カツ丼は濃いめが好きだけれど、値段を考えると、文句は言えない。
むしろ、薄味なので、カロリーの化け物みたいな食い物にもかかわらず、ヘルシーに思えてしまう。不思議と、くどくないのだ。
また、ご飯の白さが目立つということは、白米の味をしっかり感じることができる、ということでもある。白米フリークにとっては、美点だろう。
大盛で一合強あるが、難なくいける。
もうちっと濃ければ言うことはないのだが…
一般的に、チェーン店より個人店のほうが、味は濃い。
ただし、繰り返すようだが、かつやのコストパフォーマンスには感服する。コンビニ弁当(嫌いではないが)より低価格だ。この間、某スーパーに行ったら、全く瑞々しくない鶏の唐揚げがとんでもない高値で販売されていた。未だに、んなモノが売られていて残念だった。試みに買って食べてみたら、写真を撮る気も失せる代物だった。そう考えると、かつやは良心的なファストフード店であり、また行こうと、給料日寸前の節約期にまた行こうと、心から思わせてくれるのだった。
毎度毎度の期間限定ぶっ壊れメニューを楽しみにしているファンも多い。