上空でクロール

映画の私的感想ブログ

九州の雄と最後のサムライ


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何日か前、首里城全焼のニュースを職場で見ました。で、たまたま居合わせた同僚と、NHK大河ドラマ琉球の風』の話になって、それから『西郷どん』にまで及んで、最終的に島津氏の話題になりました。


島津氏は鎌倉時代より続く家柄で、九州の雄です。初代忠久は頼朝の落胤と伝えられていますが、真実は定かではありません。島津家の歴史には、こゆいドラマがたくさんあると思うんですが、映画等にメインで取り上げられることは少ないようです。


とはいえ、島津を取り上げた作品も、もちろんあります。


島津奔る〈上〉 (新潮文庫)

島津奔る〈上〉 (新潮文庫)

島津奔る〈下〉 (新潮文庫)

島津奔る〈下〉 (新潮文庫)


関ヶ原で天晴れな退却を見せた島津軍を描いた小説。司馬遼太郎関ヶ原』との類似問題により、現在は絶版となっています。色々と残念だ。


関ヶ原(上中下) 合本版

関ヶ原(上中下) 合本版


KOEIの“信長の野望”シリーズをプレイすると、お手軽に戦国武将の略歴を覚えることができます。“三國志”をプレイすれば、同様に…

ちなみに、ゲームをするから、勉強ができなくなるわけではありません。勉強をしないから、勉強ができないだけです。ぼくはゲームも勉強も、適当にやりました。無理はいけない。





薩摩は剣術が盛んで、示現流は特に有名です。現代に至っても、鹿児島のみならず九州は、剣道の強豪校がひしめきあう“激戦区”です。


六三四の剣 全10巻完結セット (小学館文庫)

六三四の剣 全10巻完結セット (小学館文庫)



主人公・六三四は岩手の人間ですが、ライバルの中には九州の剣士(日高と有働)もいます。

「チェスト!」という独特の気合いを、この漫画で知りました。


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幕末・薩摩藩では、人斬り半次郎が有名です。半次郎(桐野利秋)は相当な使い手ですが、いわゆる“暗殺者”ではありませんでした。俳優の榎木孝明さん主演で映画化されています。


半次郎  [DVD]

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ついでにこちらも…

人斬り半次郎(幕末編) (新潮文庫)

人斬り半次郎(幕末編) (新潮文庫)



幕末期、アメリカでは南北戦争が繰り広げられていました。南北戦争と言えば、やはりこれ。初めて観るときは、“かったるそうだけど後学のために観てみるかダリィ”みたいな感じだったんですが、構成がものすごくしっかりしていて、キャストの個性も光っていて、じゅうぶん楽しませてもらいました。




南北戦争北軍の士官(トム・クルーズ)が来日して、サムライとともに戦う映画が『ラストサムライ』です。トム・クルーズ渡辺謙さん、小雪さん、真田広之さんが出演しています。ぼくはとくに真田広之さんが、かっこいいサムライだと思いました。

時代背景も悪くない作品です。武士の役割が終わり、封建制から中央集権へと社会構造が変わり、文明開化の波が押し寄せる前夜、こんな物語があってもいいんじゃないかな、と。この映画で描かれた武士道・漢の美学は、西南の役を始め、儚く散っていった士族にも、通じるものがあるのではないかな、と。