監督・脚本
ジョーダン・ピール
主演
ダニエル・カルーヤ
☆アフリカ系アメリカ人を、白人(マッドサイエンティストども)が乗っ取ろうとする映画。
アカデミー脚本賞受賞。
個人的な感想
◯
・マッドサイエンティストとその家族によるビジネスでもある。
・白人(マッドサイエンティストども)が、アフリカ系アメリカ人の肉体を称賛し、ある種の憧れを抱いている。アメリカでは、物議を醸す構図だろう。もちろん、わざとである。
・白人(マッドサイエンティストども)は、アフリカ系アメリカ人の肉体を売買している。彼らの関心は、身体機能の一点に絞られる。もちろん、尊厳や人権など、全く考慮していない。
・見せ方が巧妙。一枚一枚札が捲られていくように伏線が回収される。
・サスペンス仕立てなので、退屈しない。
・意識が消えない! 何かの拍子に表に出てくる! これはもう拷問だ、拷問!
・グロ注意。好物なら是非。
△
・好みは分かれる。
・人種問題に敏感な方は、やっぱり不快になるかもしれない。
☆
・『ゲット・アウト』における差別意識について考察されたブログ。参考になります。
【ネタバレ解説】映画『ゲット・アウト』が暴いたアメリカの根深い差別意識 | FILMAGA(フィルマガ) https://t.co/6B9WQ3lxoX #FILMAGA
— 低空でクロール (@eigasekai_news) 2019年7月30日