上空でクロール

雑記ブログ。目標は100000記事。書きたいときに書き、休みたいときは休む。線路は続くよ、どこまでも。

『ジオストーム』


スポンサーリンク

GEOSTORM

 

アメリカを始めとする幾つかの国々は、相次いで起こる天変地異から人類を守るため、ダッチボーイという、ちょっと面白い名前のシステムを構築した。

 

ダッチボーイのしていることは、簡単に言うと、地球の気象現象を宇宙からコントロールする人工衛星群の制御である。

 

それによって地球の人々は、異常気象に悩まされることなく、穏やかな生活を享受できるようになったわけだが、ある日不意に、ダッチボーイに不具合が起こり、再び人々が犠牲となった。

 

これはほっとけん

 

てなわけで、ダッチボーイ制作の指揮を取った変人ジェイクが、ダッチボーイを修復するため、ダッチボーイを搭載する宇宙ステーションへと向かうことになった。

 

 

 

 

ディープインパクト』や『アルマゲドン』でも言えることだけど、危機と人間ドラマはセットであり、両者のバランスというか、匙加減、按排が、この手の作品の良し悪しに関わってくる。

 

物語レベルで言えば、ヴァリエーションは多くなく、よくある話からは逃れられないものの、本作品には”犯人は誰だ”的なサスペンス風味があるし、浪花節的展開後の着地点の軽さも大げさでなくてよかった。

 

また作品の生命線となる映像に関しても、先行類似作品を超えている。

 

家族で観る娯楽大作としては、よくできていた。

 

 

 

 

 

余談だが、ジオストームに巻き込まれかけた犬が、かわいかった。犬がどうなるかは、ネタバレになるので、ここでは言うまい。本当に申し訳ないのだが、犬以外の、災害に遭遇した人々のことは、よく覚えていない。