最近の相模川釣行では全く成果がない。去年のこの時期は釣れていたが、流れが大幅に変わったことにより、去年のポイントには魚が居着かなくなっている。
まともな釣り人は釣れそうな場所をネットで調べたり、航空写真で探したり、投げながら歩き回ったりするものだが、寒いし、疲れるし、ズボラなので、大抵近場に落ち着く。でも近場はかつてのようには釣れなくなっている。鮎はいるけれど、解禁日は終わった。地元の決まりは大切にしている。
それでも基本的に相模川の場合、暗いうちなら大物が岸近くや浅瀬にいる。今回は朝まずめにミミズを持って釣りに行った。ライバルはいなかった。
開始すぐに、大物はかかった。ニゴイか巨大ウグイか。暴れて針から外れてしまった。ミミズ効果は凄まじく、アタリが断続的にあった。しかし、うまく釣り上げることができない。大物のために、大きな針を使っているせいか。
ポイントを変えてもうまくいかなかった。アタリがなくなった。空は明るくなっていた。大物はもう、手の届かないところに帰ったかもしれない。
針を小さくする。袖針がなかったので、アジ針5号に変更。ミミズはちょんがけで、贅沢に。竿を置く。
冷えた手を開いたり閉じたりしていたら、完全に朝になっていた。かすかに竿先が動いた。竿が硬いので、小物がかかったところで感触は薄いものの、それでもわかる。念願のヒットだ!
ミミズは余ったので、来週の頭にまた使おう。釣れると、楽しいものだ。ライギョかナマズが釣りたいのだが、ナマズはいるはずなのだが、まぁ坊主を脱することができてよかった。いい一日でした。