上空でクロール

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『ヒアアフター』の感想


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2010年公開

製作総指揮
スティーヴン・スピルバーグ

監督
クリント・イーストウッド

出演
マット・デイモン
セシル・ドゥ・フランス

津波から生還した女性キャスター(マリー)、工場で働く霊能者(ジョージ)、双子の兄を事故で亡くした少年(マーカス)。死と対峙した三人の物語。

個人的な感想

津波が平和な世界を飲み込む。マリーは溺れるものの、奇跡的に息を吹き返す。津波シーン、水中に漂うマリー、その表情、顔色…

まさに息を飲む。

・ジョージ(マット・デイモン)登場。良作の薫りはするが…

・薬物依存の母を思う双子の弟マーカス。ここはつらいところです。

三者三様のヒューマン・ドラマ。すごく評価が高いし、この作品を大切に想っている方々には大変申し訳ありませんが、素晴らしい冒頭のあとから中盤にかけては、個人的には、ぼく個人は、あんまりでした。ごめんなさい。いくらスピルバーグ&イーストウッドでも……つまらないわけではないんでしょうが……

・マーカスを、ジョージが霊視する。兄の霊がマーカスを助けたことがわかる。これは◯

・最後まで観て、今一つハマらないな理由がわかりました。ぼくが観たいのは〝その先〟なんです。でもこの映画は〝その先〟の前を描き、〝その先〟を暗示して幕を閉じます。完全に好みの問題ですね。映画を観ていれば、そういうことは多々あります。

・しかしイーストウッドは一体、何を撮りたかったのだろう? 最後の運命的な?

揶揄したくなるくらい、この映画をうまく捉えることができませんでしたが、それはぼくの頭の中の問題であって、作品の価値を貶めたいわけではありません。気を悪くされたら、ごめんなさい。


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では、また!