上空でクロール

介護福祉士による雑記ブログ。主に、映画・本・時事。目標は1000記事。書きたいときに書き、休みたいときは休む。線路は続くよ、どこまでも。

『ノーカントリー』の感想


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2007年公開

監督
ジョエル・コーエン
イーサン・コーエン

出演
トミー・リー・ジョーンズ
ハビエル・バルデム
ジョシュ・ブローリン

・賛否両論。様々な感想が寄せられた映画です。大衆の感情を動かすことができる作品と言っても、過言ではありません。多くの映画賞を受賞し、気難しいシネフィルどもを唸らせました。解説につきましては、本作品に詳しい方の記事が参考になります。


[https://twitter.com/eigasekai_news/status/1157053963587313664:embed#ノーカントリー
完全解説 https://t.co/tVteule3Ec]


個人的な感想

殺し屋のシガーは圧倒的な存在感を放つ。なんといっても、武器がすごい、小道具として面白い。〝家畜銃ピストル〟を使う。昔、屠殺で使われたものを、人に向けて撃つ。

無法者が銃を撃ちまくる世界で、〝家畜銃ピストル〟は奇異に映る。より残酷で、おぞましいものに見える。〝家畜銃ピストル〟とは↓



シガーという暴力の塊を召還したのは、ベトナム帰還兵モスである。彼が欲を出さなければ、シガーは現れなかった。シガーはイナゴみたいなもんで、彼が通りすぎたあとには何も残らない。身体能力はさほど高くなさそうなので、幸運な殺し屋と言える。 運のある無慈悲な存在に誰が勝てる?


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保安官ベルは無力さの象徴だ。無能は言いすぎかもしれないが、何もしていないし、何もできない。老兵はただ去り行くのみ。彼は我々と同じく、事件を虚しく傍観することしかできない。


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それにしても、ハビエル(シガー)の演技、えげつないです。アカデミー賞助演男優賞を獲得しています。活躍した俳優さんが、世界的に影響力のある賞を受賞する…実に素晴らしい!
(ウディ・ハレルソンも、いい味出してます)



では、また!