監督脚本
ケン・スコット
主演
パトリック・ユアール
・肉屋の配達員ダヴィッドが若いときに、693回も精子提供をした。生まれたのは、533名。そのうち142名が実父の情報開示を求め、訴訟を起こす。ダヴィッドは素性を隠して〝子供〟たちの様子を見に行く。コメディ映画。
個人的な感想
・冒頭、マスター◯ーション!
・カナダの映画だけど、フランス語。ケベック州が舞台でしょうか?
・パトリック・ユアール(ダヴィッド)が、冴えない中年男そのもの。
・〝子供〟の一人はプロサッカー選手。ダヴィッドはスタンドで応援。〝子供〟とわかると、やはり思い入れが違ってくるようだ。ほかにも、多様な〝子供〟が登場する。俳優の卵、薬物に溺れる女子、障害のある青年、観光ガイド、ストリート・ミュージシャン……
ダヴィッドは身元を明かさないで、時には〝子供〟を助けたりする。自分の人生をどうにかしないといけない立場なのに、〝子供〟たちの職場に通って、応援する。
個人的には、プール監視員の青年が好きですね(笑)ダヴィッドが〝子供〟に会いに行くとき、こっちまでわくわくします!
・1hを過ぎた辺りからテンポが急にゆるくなって、コメディ色は薄くなる。そしてその流れのまま、親子のシリアスな物語へと収斂していく。
個人的には前半の早い展開が好きでした。
・コメディ映画は大切なところで笑いに逃げる傾向にあるのだが、この作品は(ぼく的には)オーケー。解決すべきポイントは押さえている。
☆
・ハリウッド版、どうかな…?
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— 低空でクロール (@eigasekai_news) 2019年7月30日
・人工授精を巡る問題
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