大国が小国を脅す。
昔からよくあることです。
大国は軍事的にも経済的にも優れています。
一方の小国は知識層の多くが未来の衰退を予想し、諦めているような有様。過去の栄光を思い出しては、悲観することを繰り返しています。
小国政府は大国に脅される度に、遠くの強国に言いつけます。助けてもらえることになっているそうです。助けてくれないはずがない、と小国の多くの人々は信じています。信じれば、厄介な軍事の問題を見ずに済むからです。
大国には勝てません。
小国の政治体制が素晴らしいものだとしても、大国には関係ありません。
小国としては、遠くの、憧れの強国に従うのは構わない、しかし隣の、昔々憧れた大国に跪くのは気に入らない、のかもしれません。
このままでは、半永久的に敗戦国か。