LEVEL2
スクリーンからタバコが消え、タトゥも風前の灯、いずれは、アルコール、裸体、893も、消えるかもしれない。
時代
それが悪いかどうかではなく、流れ、時勢…
にもかかわらず、コテコテの極道映画が登場して評価されているのは、ひじょうに興味深い。
前作は好評だったが、今作品も、なかなかの評価である。続編だけあって、仁義なき戦いっぷりに拍車がかかっていて、良い意味で“不愉快”な内容になっている。
前作では、養豚場の豚糞で残虐性を向上させていたが、今回は目潰しでそれを担保している。
目潰しってのは、昔から使われてきた不快要素だ。苦手な人にはきついかもしれない。
とはいえ、話はよくできていて、組同士の抗争(破滅型極道の暴走)の裏に警察組織の闇がある、という前作からの流れは嫌いではない。
TVドラマでは目にすることのできない俳優さんらの熱演も、違和感なく観ることができた。
いずれにしても、この手のジャンルがダメな人には、おすすめすることはできない。
逆を言えば、そういうのが好きな人、極道モノが好きな人には是非、視聴してもらいたい作品である。