ドラマの舞台となるのは、西武地検の刑事部。東京地検的な、都会の検察庁か。ソウルにある検察庁のうちの一つです。
事の発端は落ちぶれた元実業家が、何者かに刺されて亡くなった事件。彼は西武地検と癒着していた。
事件を担当するのは、ファン・シモク検事。子供時代に脳の手術を受けた影響で、感情面の起伏がなく、人の気持ちを慮ることはない。
もちろん、元実業家と繋がる怪しい検事らにも忖度することはなく、真実のためにひたすら突き進む。
見どころは、謎が謎を生むアクロバティックな展開。一話の終わりごとに謎を置いてくれるので、次が見たくなります!
また、始めのうちは無感情だったファン・シモクが、だんだん人間味を増していくところもよかった!
一気に観れます!
問題は黒幕の屈折した正義感、後悔・改心後の暴露を目の当たりしてどう思うか…なんですが、それを差し引いても、充分楽しめるドラマになっています!