2014年(アメリカ)
監督・製作・脚本・主演
ジョン・ファヴロー
☆料理への情熱ゆえにシェフをクビになったおっさん(カール)が、屋台を始める。
個人的な感想
◯
・料理がうまくない自分としては、冒頭の華麗な包丁さばきで感心。
・オーナー(ダスティン・ホフマン)とカールの対立から、雇われでは好きなことができないんだという教訓を得ました。
・カールの元奥さん(ソフィア・ベルガラ)が色っぽい。仲良しのソムリエ(スカーレット・ヨハンソン)がかわいい。うらやましい。才能ある奴はもてるんだ、やっぱり。男は金か才能だな。残念ながら、ぼくには両方ありません(笑)にしても、スカーレット・ヨハンソン、いいなあ。
・SNSの炎上、ブロガー料理評論家、ツイッターへの投稿。時代ですなあ…。カールの息子が作った動画、いいね!
・とにかく料理がたくさん出てくる。飯テロ映画。
・カールが終始楽しそうに料理する。料理への情熱を感じる。
・ゴダールの『気狂いピエロ』で〝映画はエモーションだ〟みたいなセリフがあった気がするけれど、それは料理にも当てはめることができる。
いや、料理だけではない。我々の趣味にも。大切なのは心が動かされるかどうか、だ。それがいちばん重要なんだ。
・個人的に、ジョン・レグイザモが活躍してて嬉しかった。
△
・才能ある人がちょっと挫折(SNSで炎上)しただけのように見える。それがどん底?
・カールおじさん、守られすぎ。こんなに愛されてたら、せっかくの苦難が台無しである。
・コメディだからか、カールおじさんの決断に、いちいち重みがない。
・できすぎな物語なんだけど、温かいものは残る。
では、また!