精神科、介護施設などでは、行き場のない人たちも生活している。
大部分の人たちは病院や施設で暮らしたいとは思っていない。家に帰りたいけど、帰れない。多くの病院施設では、好きなときに独りで外出することもできない。自由は、ない。
「ここね、人が人を殺すとこなんです…」相次ぐ患者の“死亡退院”をスクープしたのはNHKだった
— 高空でクロール (@eigasekai_news) 2023年3月13日
NHKドキュメンタリー班の調査報道が「精神医療の闇」を暴いた #2 #文春オンライン https://t.co/mjhVUrWQbe
職員も疲弊している。重度の精神疾患・認知症の方々を支援することは、仕事とはいえ、メンタルを削られる。嫌なら辞めればいいと言われたらそれまでだが、みんながみんな、そんなにうまく立ち回れるわけではない。我慢を選ばざるを得ないこともある。生きるだけでいっぱいいっぱいの人もいる。
とはいえ、暴力は許されない。
みんなわかっているが、一部の職員のストレスは患者さんに向かう。
言葉の暴力から身体に対するそれへと、行為はエスカレートするのが一般的だ。
この手の問題を解決するには、職員への監視しかない。施設全体を可視化するしかない。特にプライベートな場所、風呂やトイレは要注意である。
仮に、患者さんへの態度や言葉遣いに問題のある職員がいたら、まず、徹底的にマークすべきだ。監視を意識させることで、その職員が改心…いや、暴言はやめる可能性がある。
患者さんを守ることは、職員に重大な犯罪をさせないこと、要するに、職員を助けることにもなる。
このままでは、お互い、報われない。