YouTubeでナスDの大冒険が公開されています。
テレ朝のディレクターさんが、アマゾンの部族に接触したり、無人島生活を送ったりします。テレビで放映された人気企画の、ユーチューブ版です。
なぜナスDと呼ばれるかは、見ないとわかりません。見れば、なるほどと…笑
・
・
・
部族編では、様々な部族が登場します。
攻撃的な部族もいれば、友好的な部族もいます。同局の伝説的な番組、カワグチヒロシの探検隊と違う点、言わばこの企画の売りは、ガチだということ。ガチであることに、こだわっています。
観光部族も出てきます。
観光客のために、部族総出で伝統衣装に着替え、いや、わざわざ半裸になり、勝手に踊り始めて金を取り、その上、使えない工芸品まで売りつけます。
えげつないなぁ
思ったんですが、それはこちらの期待する部族像とは違うからであって、彼らが悪いわけではありません。
彼らの名誉のために加えますと、そもそも観光客からの収入以外に金銭を得る手段がありませんし、観光客相手の商売てはべらぼうに儲かるはずもなく、かなり質素な生活を送っています。当地では、相対的に豊かなのかもしれませんが…
もちろん、物質的な豊かさと幸福は別物だろうけれど、子供を学校に行かせたくても経済的に行かせられない、遠すぎて通わせることができない、そんな現実もあって、複雑な気持ちになります。
それでも、退屈と苦痛に支配されたリアルで生きていると、アマゾンの雄大な自然が妙に輝いて見えます。単なる、ないものねだりでしょうか。
人はわがままな生き物です。
わがままを通せること=幸せ
日々変転する欲求を充足させようとする試みは、どの人間にも見られます。
人は最期まで、何かを追い求めることを宿命づけられているようです。
辛気臭くなりましたが、異文化を知ることは楽しいです。フツーに生きていたら見られないものを見せてくれるチャンネルは、テレビであれユーチューブであれ、貴重です。
この先、仕事を辞めたときに、長期の旅行をすることが今の目標です。