リコール慣れ
家の車がリコールの対象になりました。
ネットで知って、すかさずディーラーの担当者にメールをしたら
“準備ができ次第ご案内します”
とのこと。
リコールの内容を見ると、すぐにどうこうなる問題ではなさそうでしたが、運転するのはやめておきました。
すると、翌々日に電話がありまして
“ご都合のよい日を…”
“明日の夕方でも?”
“工場は混んでますが空けさせます”
そんなやりとりを経て、ディーラーにリコール車を持ち込みました。
鍵を渡すときに、軽く謝罪はあったものの、普段と変わりない様子でした。
工場も、さほど忙しくなさそうでした。
“うちが販売したお車に関しては、不具合が出てないんですけどね”
席に案内され、コーヒーを出してもらいました。担当は商談があるとのことで、すぐにいなくなりました。忙しそうでした。彼だけ、我々とは違う時間軸で生きているようでした。
店内は車検のときと、変わりない
大したことがないかもしれないとはいえ、リコールって不良品だと思っていたし、もうちょっと皆さん焦っていると考えていたので、拍子抜けしました。
きっと
こういうもんなんだろう
HPでメーカーが謝っているし、リコールってよく聞くし、ディーラーも客も、リコールがあるのは仕方ないというか、慣れちゃったのかもしれません。
失ったもの
修理にお金はかかりませんでした。
時間は1時間半、かかりました。
うちからディーラーまではけっこう遠くて、往復だけで3時間弱かかります。
休日の4時間半
ま、他人の4時間半など、どうでもいいのでしょう。
もちろん、苦情めいたことは一切言いませんでした。徒労感とともに1日が終わりました。
たまには、からあげくんでも。笑