アンガーマネジメントの大切さは何となくわかる。書店に並ぶ生き方について説く本の群れでも、怒りは否定されている。怒りが負の感情であることは納得できるものの、正直、よくわからない部分もある。
怒りを管理、もしくは抱かないことのメリットは、大抵、人間関係を円滑にするためと説明される。ひいては、自分にとって得なことだ、と。
それはそれで正しいのだろうが、どうもしっくりこない。得するために怒りを抑える、という発想に共感できない。感情を抑えることで対価を得られると言われたところで、ふーんとしか答えようがない。
個人的には、単に怒りたくないとの気持ちが強い。そうしたい、という願望がある。自分は怒ったあと、みじめな気分に陥る。それが嫌なのだ。怒っても気は晴れない。
最近はイラつくと、烏賊と月を思い浮かべることにしている。イカとツキ、、イカ、、、ルナ、、、