自分にとって、勉強も読書も動画視聴も映画も釣りも旅も外食もブログもブックオフ調査も市民プール通いも、単なる暇潰しである。
何らかの使命や、情熱を注げるものがあれば、それをしている。そういうのがないオレは手持ち無沙汰が嫌なので、上記のような趣味に興じて空白を埋めているのだった。
趣味が満喫できる社会で生活できるのは、けっこう贅沢である。
でもたまに飽きる。なんか、シックリこないのだ。趣味のスランプである。熱中できない趣味ほどつまらないものはない。人生が灰と化す。
歳を取るほど、熱中できるものは少なくなり、耽溺することが難しくなるように思われる。
凡人だから凡庸な集中力しかないのかもしれない。中学時代の運動を除いて、全集中できるものは見つかっていない、ような気が、しないでもない。