異色の…
正史、演義、横山光輝の漫画、アニメ、KOEIのゲーム、吉川英治版、陳舜臣版、北方謙三版、宮城谷昌光版…
我が国には色んな三國志がある。多くの三國志に触れてきた方は、たくさんいるに違いない。自分も好きで、昔は没頭したものだが、最近は疎遠になっていた。考えたことさえなかった。
そんな状態でこれを観た為か、ずいぶん懐かしかった。
ただ、モトを知らないと、何がなんだかわからないのでは…
そういう点で、かなり攻めた作品になっている。
喜劇としては、どうなんだろう。笑えない部分もかなりあった。おれ個人はお笑いの才能とか全然ないので、もしかしたらこれは愉快な作品なのかもしれない。
個人的には、こんな“三國志”も良いな、とはならなかったものの、一緒に観ていた子供はけっこう笑っていた。人を選ぶ作品だと思う。