ブックオフで見かけたので買ってみた。
漫画ということで、活字より情報量は多くないが、まっすぐな訴えをど真ん中に投げてくる。
残念ながらぼくは金持ちではないので、本作品の言うことが正しいのか、いや、有効なのかは判然としない。とはいえ、常識的に見て、意義のありそうなことを訴えていることに間違いはない。
教訓の量は多くないため、ここで紹介するのはやめておく!
途中途中のコラムで、インデックス投資をすすめているが、それについて最近、一抹の不安を感じないでもない。
これまで、ある投資商品が熱狂的に騒がれては廃れるという光景は、幾度となく繰り返されてきた。インデックスは大丈夫、との見方が強いし、ぼくもそう判断しているんだが、過熱気味とも思う。もっとも、冷静に省みれば、短期の値動きを気にしている時点で、自分に修行が足りないのは明白である。
ここから15年20年、投資家にとって熱い時代になるかはわからないが、正しい富豪の教えを守って粛々と生きていこう。
この本は、子供の頃の自分に読ませたかった。