■2020年 アメリカ・イギリス
■監督・脚本・製作 クリストファー・ノーラン
■出演 ジョン・デヴィッド・ワシントン/ロバート・パティンソン/エリザベス・デビッキ/ケネス・ブラナー
■COMMENTS
情報になるべく接しないで、映画館に行きました。久しぶりのシネマです。平日の朝一ということもあり、ひじょうに空いていました。なんと、お客さん5名でスタート!!
贅沢な時間
割引やらなんやらで、1100円でプレミアムシートに座ることもできました。もうつまらなくてもいいやと、わけのわからんテンションになっていましたが、いやー、期待を裏切らなかったです!
“時間”を扱った作品なので、伏線に注意を払って観たものの、予想外の“時間”の流れ方・扱われ方に面食らって、途中から、なすがまま状態に…
それでも、ある程度は推測できた。
ただ、“時間”をテーマとした作品だから、整合性が大切である。その手の作品では、個人個人の解釈が入り込む余地は少なく、正答が重視される。正解に至るには、おそらく一度観ただけでは、どうにもならないだろう。少なくとも、ぼくの頭ではどうにもならなかった。なんとなくこうなんだろうな、と考えることしかできなかった。
これは誰かと観に行ったあとで、うまい酒でも酌み交わしながら語り合うような映画だ。きっと、答え合わせで盛り上がるか、激論になった末に大喧嘩になるか、どちらかだろう。要するに、観賞後に誰かと話したくなる映画なのだ。
最低でも、あと一回は観ます!