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雑記ブログ。目標は100000記事。書きたいときに書き、休みたいときは休む。線路は続くよ、どこまでも。

『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.』


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■監督 ロベルト・シュヴェンケ
■出演
ジェフ・ブリッジス
ライアン・レイノルズ
ケヴィン・ベーコン
メアリー=ルイーズ・パーカー



■COMMENTS


気楽に観られるコメディ映画。


ニックは同僚の刑事ヘイズによって撃たれ、落命、ゴーストとなる。そして、“管理官”の前に強制的に飛ばされ、神の審判を受けるかゴースト・エージェントになるか、どちらかを選ぶよう言われる。任務は審判から逃げる悪霊を捕まえること、任期は100年。命を失っても牛馬のように働かなければならないとは。夢のない話だ(笑)


悪霊がはびこるとこの世に弊害があるらしい。地球の温暖化や疫病の蔓延も、悪霊が原因だと管理官は説明する。なるほど、そういうことだったのか!現代の世は悪霊だらけなのだ。


ニックはすぐさま勤務先(悪霊を逮捕するための警察署)に赴任。次の日とか一週間後とかではない。すぐ、だ。そこで相棒のロイに引き合わされる。テンガロンハットと灰色の髭が、ロイのトレードマークだ。


ニックはゴーストなのだが、可視的な存在だ。つまり、人は彼を見ることができる。ただ、ニックの姿や声とは認識されない。全くの他人と判断される。なので、たとえば、ニックが妻に向かって、おれだ!おれだ!と言ったところで、危ない人にしか見えない。ちなみにニックは、人の目には冴えない東洋人の爺さんに見える。ロイはブロンド美女だ。ちょっと笑った。


ニックはロイに仕事を教わる。悪霊役で『プリズンブレイク』のTバックで知られるロバート・ネッパーが出てきたりと、飽きさせない。彼らはゴーストだから、高いところから飛び降りようが、バスに跳ねられようが、へっちゃらだ。


彼らは捜査の過程で、ヘイズと悪霊による犯罪を嗅ぎつける。それを解決すれば、ニックは生前の無念を晴らすことができる。





見た目はおっさん、頭脳は子供の自分にとって、この作品は楽しめた。ところどころで、笑えた。ジェフ・ブリッジスが憎めない奴で、とてもよかった。あ、悪役のケヴィン・ベーコンも!