上空でクロール

雑記ブログ。目標は100000記事。書きたいときに書き、休みたいときは休む。線路は続くよ、どこまでも。

『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』


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■2010年のカナダ・アメリカ映画
■監督はイーライ・クレイグ
■↑サリー・フィールドの次男


🟥COMMENTS


むさ苦しいおっさん2名(タッカーとデイル)とリア充大学生グループとの、些細な誤解から生じたスプラッタな戦いを描いたコメディ映画。


おっさんらは便所工事の仕事をしている。ずんぐり髭面のデイルが、大学生グループのブロンド女子アリソンに見とれて声をかけるが、やばい人だと思われてしまう。かわいそうなシーンだが、美女を見てすぐさま行動に移せるデイルという男、なかなかである。デイルは気落ちするものの、タッカーが励ましてくれる。彼はポジティブなことしか言わない。いいヤツだ。



タッカーとデイルは山小屋に到着する。ぼろぼろで今にも崩壊しそうだが、彼らにとっては、やっと手に入れた念願の別荘だ。夜はビールを飲みながら、湖で釣りをする。


彼らは偶然、昼間会ったアリソンが、崖から湖に落ちるところに目撃し、助ける。落ちた原因はタッカーとデイルにあるのだが、まー、助けたことに変わりはない。大学生らはアリソンが救助されているところを見て、逆に、連れ去られたと勘違いする。


大学生らは警察に頼らないで、自分らの力でアリソン奪還を試みるが、喜劇的な行き違いにより、彼らはタッカーとデイルを殺人鬼と思い込む。しかし、助けられたアリソンはデイルと仲良くなり、二人の人の良さに気づく。


コメディで、テンポもよく、観ていて楽しいのだが、行き違いから事故が起きて、大学生側から犠牲者が出る。それが更なる事態の悪化を生み、大学生側は更なる犠牲を出す。彼らは保安官に助けを求める。保安官もまた…




本当にツイてなかったのは大学生グループと保安官か。本作品を視聴して、ツイてないときは些細な行き違いから甚大な被害が生まれる、という教訓を得ることができた(笑)


血なまぐさいラブコメである。