上空でクロール

介護福祉士による雑記ブログ。主に、映画・本・時事。目標は1000記事。書きたいときに書き、休みたいときは休む。線路は続くよ、どこまでも。

『サムライせんせい』


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ネタバレしてます!


■COMMENTS■


幕末の土佐藩士・武市半平太(市原隼人)が現代の高知にタイムスリップする。


まさに世にも奇妙な展開だが、高知の人々は大して驚きもしないで、サムライ姿の武市と接する。コメディ・タッチである。


武市は牢に入れられているときに、タイムスリップした。岡田以蔵が自白する間際だった。そのときの格好なので、大小は挿していない。


武市は協力者(橋爪功)を得て、現代日本で暮らすことになる。過去からきた者が大抵抱くであろうカルチャー・ショックを受けつつも、協力者の経営する塾で子供たちに勉強を教える。サムライ先生の誕生だ。


幕末の土佐藩では、血なまぐさい政争が繰り広げられた。武市は坂本竜馬のように脱藩することなく、土佐に踏みとどまって藩を動かそうと力を尽くした。竜馬とは旧知の仲だ。 なんと、その竜馬も、現代の日本にタイムスリップしていた。


竜馬は既に現代社会に順応していた。愛車のGT-Rに武市を乗せ、桂浜や居酒屋に連れていき、土佐鶴を飲ませるという展開は、なかなか面白かった。本気で日本の未来を憂えた二人の会話には、考えさせられるものがある。


が、物語は広がらない。竜馬は早々にいなくなり、二人のサムライが爪痕を残すストーリーにはならなかった。武市は現代の日本で、先輩にヤキを入れられそうになった高校生と、迷子になった子供たちを助けたあとで、偶然、元の時代・幕末に戻った。



サムライせんせい

サムライせんせい

  • 発売日: 2019/04/26
  • メディア: Prime Video



原作を読んでいないので、あくまで映画版に対する個人的な意見だが、武市には現代社会で生活する中で、自らの生きざまに何らかの意義を得てから、最期を迎えてほしかった。