上空でクロール

雑記ブログ。目標は100000記事。書きたいときに書き、休みたいときは休む。線路は続くよ、どこまでも。

『ストリート・オブ・ファイヤー』


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1984アメリ

イケメンが誘拐された元カノ(歌手)を救出して、一旦は愛し合うものの、最終的には彼女のもとから立ち去る映画。


製作が80年代なので当たり前だが、80年代らしい作品である。当時の不良映画が好きな方なら、ど真ん中かもしれない。不良はリーゼントが当たり前の時代。リーゼントは髪の量が多いと、きまる。


ストーリーはシンプルだ。


ある夜、ホールで歌うエレン(ダイアン・レイン)が、モーターサイクル・ギャングのボンバーズに拐われる。ボンバーズはいっちゃってる輩だ。ボンバーマンとは関係ない。笑ってはいけない。リーダーはレイヴン(ウィレム・デフォー)だ。

ドラッグや売春などが出てこないし、エレンを変に傷つけたりもしないので、そんなに悪い奴には見えないものの、表情は怖いというか不気味だ(笑)

レイヴンは毛髪が柔らかく、剛毛ではないので、リーゼントが突っ張っていない。その点が不服だけれど、悪そうな顔つきではある。


一方、主役はイケメンのトム(マイケル・パレ)。喧嘩にめっぽう強く、ひねくれているが、心根はとんでもなく優しい。エレンの誘拐を知ると、彼女を救うべくボンバーズのアジトに乗り込む。強いから、ボンバーズなんて怖くない。


ストリート・オブ・ファイヤー (字幕版)

ストリート・オブ・ファイヤー (字幕版)

  • 発売日: 2016/04/01
  • メディア: Prime Video


逸脱した若者を描いているが、かなり抑制されていて、古き良きと形容したくなる作品だ。二枚目、美女、三枚目(ニック・モラニス)、悪役がバッチリ揃っているところが、何とも言えず楽しい。



ロックンロール万歳!!