上空でクロール

雑記ブログ。目標は100000記事。書きたいときに書き、休みたいときは休む。線路は続くよ、どこまでも。

『FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略』ベンジャミン・ハーディ / 訳・松丸さとみ / サンマーク出版


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この本は

ストイックな自己啓発書である。

目次(抜粋)

はじめに・意志力が役に立たないわけ

Part1 人間は「環境」の産物

Part2 意志力に頼るのをやめる

Part3 「外的力」で驚異的なブーストを図る

10年間の研究の結論・もっと効果的に、永続的に、自分を変えるには

感想

まず、これまでの生活を改めよう。そして、スマホやPCなどの“有害”なデジタルデバイスを断ち切った環境に身を置き、信念を持って夢を心から信じ、その夢に投資し退路を断って、事に臨もう。

といったことを、著者は言っている。

ぼくの解釈なので、多少誤りはあるかもしれないが、概ねそんな感じだ。実にストイックな内容である。賛同できる方は、様々な方策が載っているので、是非、本書を手にとっていただきたい。

ぼくのような、成り行き任せの人間には向いていない本だ。本書では、快楽を堕落と捉える。著者は今の苦労が将来に役立つみたいなことを、平然と述べる。そして成功者の事例を挙げて補強。



人生はいつ終わるかわからないから、今を楽しんでいる人が結局、幸せということになると思うのだが、どうだろう?



考え方は人それぞれか。


そう、人それぞれだ。



但し…





専ら意志の力に頼るのではなく、環境を変えることで未来を変えていく、という考え自体は間違っていないと思う。夢のある人、はじめの一歩を踏み出せない人には、あるいは効果的な本かもしれない。