タイム・イズ・ライフ!
今までの時間の使い方、時間の捉え方を改めてハッピーになろう! これまでの自分を超えて新しい生き方を選択しよう!
シンプルに言えば、本書のテーマはそれだと思う。
「自分時間」と「他人時間」
好きなことをしている時間を、自分時間。
他人のために割いている時間、他人を恨んだり妬んだりしている時間、自意識をこじらせて悩んでいる時間、それらが他人時間である。
当然、他人時間が増えれば増えるほど、人は不幸になる。
では、どうしたら自分時間を増やせるか?
それにはまず、自らの本音を正しく見る必要がある。本当に大切なことは、案外、見えていないことが多い。引用すると
“自分の根本的な欲求に向き合う”
それこそが、前提となる。何が本当に欲しいかわからなければ、つまらないことのために時間を浪費するだけだ。
「自分時間」を作り出す工夫
今、この瞬間からでもできるのは
①「すき間時間」の有効活用。
②場所に囚われないで作業を可能にするツール・スマホの活用。
時間ができれば、自分のやりたいことを行うことができる。それが自分時間だ。
感想
常識を疑って無常に身を委ね、自分にとっての正しい価値観のもとで生きていくことが、真の幸せにつながる。自分はそう読んだ。もちろん、正しい価値観についての定義は、本書の中に書いてある。
堀江さんが言っていることは正論として受け入れられる内容だ。もちろん、正しいということは、一般論に近いとも言えるが、それは批判するに及ばないだろう。一貫して、ポジティブな発想に支えられているので、読んでいて気分がいい。言わば、人生讃歌である。
最後に(引用)
“人間は幸福を最大化させようと躍起になるほど、じつは不幸になるようにできている”