上空でクロール

映画の私的感想ブログ

『ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜』2017年アメリカ / 監督 デヴィッド・ゴードン・グリーン


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What's it about ?

青年はボストン・マラソンのテロで両足を失った。

CAST

ジェフ・ボーマン
コストコの調理工場従業員
(ジェイク・ジレンホール)

エリン
ジェフを支える女性
(タチアナ・マスラニー)

パティ
ジェフの母
(ミランダ・リチャードソン)


COMMENTS

ジェフ(28)はローストチキンなどを作る、コストコの工場で働いていた。地元ボストンを本拠地とするレッドソックスの大ファンで、バーで仲間と観戦する。酒場でスポーツ観戦。ニュースでもたまに目にする光景だ。


ある日そのバーに、別れた女エリンがやってくる。ジェフはふられたほうで、まだ未練がある。エリンがボストン・マラソン(出場者数約2万7千人)に出ることを知ると、ゴールで待っていると言う。


当日…


バン!!! バン!!!


悲劇はゴール付近で起きた。

爆発は2回。


ジェフは巻き込まれ、両足の膝から下を失う。家族はパニックに陥る反面、結束力の強さを見せる。
状態が落ち着いてくると、ジェフは犯人を見たと周りに告げる。FBIを呼べ、FBIを呼べ、と大騒ぎになる。ジェフはもちろん、FBIに協力。容疑者は特定され、ジェフは英雄となる。


退院後、障害者となった現実と向き合うジェフ。自らの体と状況に、なかなか慣れることができない。


がさつな母はステージ・ママよろしく、“英雄”ジェフをマスコミやイベントに出すために活動。悪意はないし、息子を愛していることもわかるが、彼女自身の顕示欲もあるだろう。ジェフは人前に出ることに対して、徐々に苦痛を覚えるようになる。


爆破テロの後遺症は当然、精神にも及んでいて、爆破時のフラッシュバックに時々襲われるが、“英雄”を求める家族には言い出すことができない。頼れるのは、エリンだけだった。





市民にとって、ジェフはテロを解決に導いた英雄であり、障害に屈しない鉄人だ。彼らは一様にして、ジェフの言動に励まされたと言う。


悩み、苦しみつつも、成長するジェフの姿は、痛々しくもあるが、決して、無様ではない。