上空でクロール

雑記ブログ。目標は100000記事。書きたいときに書き、休みたいときは休む。線路は続くよ、どこまでも。

『手紙は憶えている』2015年カナダ・ドイツ / 監督 アトム・エゴヤン / 脚本ベンジャミン・オーガスト / 主演 クリストファー・プラマー


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どんな映画?

認知症の老人ゼヴ・グットマン(クリストファー・プラマー)が、アウシュヴィッツで家族を殺した元ドイツ兵に復讐する映画。



Good

認知症の老人がヒットマンになる、という発想。なかなかないと思う。とにかく、街なかで銃を乱射しなくてよかった。

ユダヤ人も元ナチスも老いたということを、実感できた。

・被害者は、されたことを決して忘れないんだな、と。改めて。

・コンパクトにまとめられている(94分)。

・衝撃を受けるほどではない真実。これくらいだと、わざとらしくない。



Bad

・出自を忘れるほど、ゼヴの認知症は進んでいる。となると、公共の乗り物には、まず乗れないだろうし、拳銃の撃ち方など、全く理解できないはずだ。