上空でクロール

雑記ブログ。目標は100000記事。書きたいときに書き、休みたいときは休む。線路は続くよ、どこまでも。

『ワイルド・スピードMAX』の感想


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2009年(アメリカ)

監督
ジャスティン・リン

出演
ヴィン・ディーゼル
ポール・ウォーカー

☆復讐と再会。愛と友情。

個人的な感想

映画の始まりは、ドムと仲間によるトラック強盗から。舞台が雄大で、カット割りがすごーく自然で、遊び心もあります。映像のクオリティも上がっていて、観ていて、(ちょっと寂しいけれど)安心感があります。

にしても、ドムいいわー。間違ってたら申し訳ございませんが、前の3作品より、スリルを魅せることに注力している気がします。B級感も払拭されていて、アクション映画としてのスケールが向上しています。レースにくる女の子たちのレベルも上がっていて、その子たちのノリも洗練されています。もはや野暮ったい走り屋どもの映画ではないですね(笑)話の進め方にも無理はない。感情を、まっとうに描写している。シナリオがドラマを紡いでいます。

パート1の人間関係についても、問題点を説明臭くなく提示して、次に繋げていく。ブライアン視点のストーリーとドムのそれが徐々に近づいていきます。『×2』の陽気さは影を潜め、サスペンス調の展開で話は進みますが、ブライアンとドムが再会すると、一気にレースに舵がきられます。

そのレースはいつも通り、ルールなし。ブライアンはブルーのGT-Rで出場。超クールです。ドムのダッジ・チャージャーはとにかく渋い。〝日本車はV8には勝てない〟とか劇中で言われてるけど、そういう問題ではない(笑)レースが終わると、もう最後まで突っ走る感じです。レースだけではなく、(ファンなら)人間ドラマも楽しめる作りになっていると思います。

この映画、好きだなあ…


よろしければ、シリーズの感想も。

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では、また!