冷蔵庫を開けて
きんきんに冷えた缶ビールを取り出す。
慎重にジョッキに注いで、白く縁取る泡を食み、それからおもむろに…
暑い日には、たまらない贅沢。
たまに、飲みすぎる。
但し、カクテルはほとんど飲まない。というのも、作るのが面倒だからで、嫌いだからというわけではない。
ロバート・アルトマン監督の『M★A★S★H』を観て、マティーニにかぶれたことも、若い頃にはありました。当時、酒の味なんて、全くわかってなかったです。マティーニを初めて飲んだときは、おえって感じだったなあ……
今は酒の味がしないと、物足りない。
気づいたら、酒が好きになっていた。
飲みにも行くし、家でも飲む。
赤ワインを飲んだときだけ、腹の具合が悪くなるが、理由はよくわからない。
年齢のせいか、ここ最近、アルコールの弊害について真剣に考えるようになった。とりあえず、量は抑えるようにしている。用法・容量にはくれぐれも、気をつけないと。
ところで
お酒が大切な役割を果たしている映画はたくさんあるけれど、今回はこの5作品を年代順に。
①『M★A★S★H』(1970)
②『ドランクモンキー 酔拳』(1978)
③『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(1984)
④『カクテル』(1988)
⑤『リービング・ラスベガス』(1995)
上から端的に説明させてもらいますと…
①朝鮮戦争時の野戦病院におけるブラック・コメディ。監督ロバート・アルトマン。出演ドナルド・サザーランド、エリオット・グールド。
②ジャッキー・チェン主演のカンフー映画。たまにテレビで放映される。
③禁酒法時代のギャング(ユダヤ系)を扱った大作。監督セルジオ・レオーネ。主演ロバート・デ・ニーロ。禁酒法の廃止を祝うパーティーのシーンが笑いを誘う。
④トム・クルーズ主演のバーテン青春映画。ヒットしたが、評価は低い。
⑤アルコール依存症の脚本家と娼婦の切ないラブ・ストーリー。ニコラス・ケイジはこの作品でアカデミー主演男優賞受賞。
ほかにもたくさんあるんでしょうけど、パッと思いついたのは上記5作品でした。
よく見ると、古い映画ばかりだ(笑)
では、また!