・第71回カンヌ国際映画祭のパルム・ドールを獲得。
・監督は是枝裕和。
・一言で言うと、出来損ないの「家族」の物語。
超個人的な感想
◯
・あまたの問題が「家」にギッシリ詰め込まれている。
・「家族」が常に金について心配しているところが、なんとも滑稽で、物哀しかった。貧乏人は小銭の心配しかできない。
・見るに堪えない汚ならしさの、ちょい手前。
・生活における生々しさ。リアリティ。
・一昔前を想起させる。昔はこんな家、けっこうありました。
・終わり間際で、2つの「家族」の対比(疑似と虐待)が鮮明に。
・面会での〝こんなんじゃ、お釣りがくるくらいだよ〟という科白に、「家族」の喜びや素晴らしさが…
・なんでこんなろくでもない「家族」に、心を撃たれるんだろう?
△
・真実が明かされるまで、ちょっと長く感じられました。ちょっと、ですが。
よく言えば、丹念?
・誰になんと言われようと、ラストが大嫌いです! 拒絶します! ごめんなさい!
※2019/7/16現在、某動画配信サービスで視聴可能です! 手元に置きたいならBlu-rayを!
最後に!
色々な見方ができる社会派の映画です。
「社会」から孤立した「家族」はどうしても、歪な形になるのかもしれません。
では、また!